海外生活

バンコクの生活コスト〜手取り25万円/月の場合〜

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今回はタイ生活に必要な費用面をお伝えします。バンコク都内は物価水準も上がってきており東京と変わらないものも多くなっています。また、駐在員と現地採用では生活水準も大きく異なるので、今回は現地採用またはフリーランスで手取り25万円/月の収入を得たケースの例で毎月かかる実際の費用と生活水準をイメージしていただきたいと思います。因みに、駐在員にとってバンコクは、物価水準が上昇したといっても香港やシンガポールと比べれば安いわりに都心は遜色なく発展しているので住みやすい!とよく聞きます。

手取り25万円/月(約75,000THB)、家賃補助等なし、1人暮らしの場合

今回はざっくりしたイメージを掴んでいただきたいことが趣旨ですので、わかりやすく日本円で記載したいと思います。1タイバーツ(THB)は約3.3円(2107年11月現在)ですので、現地の価格でみる際は、現地通貨タイバーツ(THB)に3倍ちょっとかけると日本円換算になります。

・家賃 約5万円/月

今回は、ビジネスエリアのBTSサラディーン駅から徒歩圏内のコンドミニアムをピックしました。ワンルームですが、ジムやプールの共用施設が充実しており人気の物件の様です(不動産の宣伝ではありませんw)。ここで、注意点は日本人エリアと呼ばれるスクンビット地域の家賃レベルは今回ご紹介したビジネスエリアとは大きく事情が異なります。スクンビットエリアのそれなりのコンドミニアムは東京なみに高いです。一方で、スクンビット地域以外なら安くて住みやすいコンドミニアムがたくさんあります。それでも、なぜ日本人がわざわざ高いスクンビットエリアに住むことを好む理由の一つは、家族で移住している場合、日本人学校への通学の問題があるからです。(このあたりの日本人コミニティ事情は別の機会で。)

スペック:30㎡、キッチン、家具付き(ベット、机、キッチン用品、冷蔵庫、エアコンなど)、バスタブなし、共用のジム、共用のプール、共用のワーキングスペース、ビジネスエリアのBTSサラディーン駅から徒歩圏内

流石にこんなに綺麗ではありませんが。。。モデルルームの写真。

 

プールは解放的でよく寝そべりながら本を読んでいる人がいます。因みにサウナもあります。

 

それなりのコンドミニアムであれば、ジムは普通にあります。ここのジムは家賃のわりにはかなりスペックが高い方です。

・電気代/水道代 約5,000円/月

一人暮らしのワンルームで生活して、エアコンとかを普通に使っていれば3,000円から4,000円くらいはかかります。電気代は日本と比較すると同じくらいの感覚です。ただ、水道代は安いのでだいたい1,000円以下くらいです。

・携帯電話、インターネット通信費 約5,000円/月

携帯電話は3,000円、部屋のインターネットは2,000円くらいをみておけばストレスなく使えるレベルかと思います。携帯やインターネットは頻繁に各社キャンペーンをしているので、うまく乗り換えると費用は抑えることができますし、実際にはもっと費用を落とすことは可能です。因みに私の携帯電話費用は月1,000円程度の固定プラン+必要なパケットを買い足す方法でだいたい2,000円くらいになります。また、バンコクはWifiの環境が整っているので、出先のカフェやコンドミニアムの共有スペースでフリーWifiがあることが多いです。

・食費 約3万円

ここはかなり、差がでるところです。ローカルフードを好んで食べることができれば、一日1,00o円で月3万円あれば余裕で暮らせます。例えば下記の写真の様な食事が200円程度でがっつり食べることができます。

 

ただ、ローカルフードに飽きて、日本食やファーストフードを好む様であれば日本で暮らす際の食費と同じくらい必要かと思います。吉野家、大戸屋、一風堂など日本食には困りませんが日本で食べるよりやや高い価格です。

バンコクの住みやすところは、日食が恋しくなった際に困らないところです!スーパーで普通に納豆や梅干しも販売されているので、ご飯を炊くだけで日本食感が出て食事へのストレスがかなり少ないと思います。

こんな、感じで多くの日本食レストランがバンコクにはあります。

・交際費 約5万円?

交際費は人それぞれですが。。日本人が好んで行く様な居酒屋やバーなどの価格は日本にいる感覚の3割引きぐらいでしょうか。例えば1回飲みに行ったら2,000円-3,000円くらいとか。ただ、おそらく世界最高級に高いバーや、レストランも存在するので、価格帯は幅広くなっております。

 

・貯金 約10万円?

上記の様な生活をした場合は10万円程度の貯金が手元に残ることになります。人によっては、このお金で買い物したり、アジア近郊に旅行に行ったり、日本に行く際の費用という感じでしょうか。

 

まとめ

圧倒的に日本と違う項目は家賃とローカルの食費の安さです。場所を選べば、バンコクには数多くの優良コンドミニアム(普通の賃貸物件)が存在します。しかも、ほとんどの物件には家具が備え付けているので、日本でいうマンスリーアパートメントの様なものですぐに生活をすることが可能です。また、プールやジムが付いているコンドミニアムが多くあります。さらに、ローカルフードを好んで食べることができれば、生活費はかなり安くなります!

上記の様なコンドミニアムに住んで、たまに日本食を食べたり、スタバに行くレベルの生活スタイルでも、ざっくり家賃+10万円/月あれば生活ができると思います。一方で、食事や家賃など節約しようと思えば、かなり安く済ませることができるので個人差がかなり大きいと思います。筆者の知り合いで、日本で大手IT関連会社勤務をしていており、バンコクではちょうど約25万円/月の給料の方がおり、なんと毎月家賃を含めて10万円/月で生活して、残ったお金で毎月の様にアジア各国を旅行している様な人もいます。その方曰く、日本にいた時より収入は少し下がったが、生活レベルは上がって、貯金は増えたとのこと。

生活面の不安で海外勤務が難しいと考えている方にとってはバンコクは、日本食や住環境が整備されているので適応しやすい環境かと思います!海外勤務をする上で不安な点がありましたら、記事にしていきますのでリクエストいただければ幸いです!

 

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