30代 プログラミング エンジニア初心者

30代でプログラミングをはじめてよかった3つのこと

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最近は子供のプログラミング教育のニュースをよく目にするようになったり、プログラミングの大切さを主張する記事を目にする機会が増えたり、30代のビジネスパーソンや親子さんも何となくプログラミングはやった方が良いのではと感じる方も多いと思います。プログラミングスクールも気軽に通えたり、オンラインで気軽に学べたりとインフラが日本にも整いつつあり、始める気さえあればいつでも始められる状況です。筆者自身、大学(文系/体育会系出身)卒業後はエンジニアと全く関係のないゴリゴリのビジネスサイドを12年ほど経験した後、一念発起し簡単な自社ホームページを制作するくらいのスキルをみにつけました。まだまだプログラミングができるというには程遠いですが、本日はプログラミングを始めて間違いなくよかったと言えることがいくつかありますので記事にしたいと思います。30代の皆さまがプログラミングを始めるきっかけにして頂ければこの上ない喜びです。

筆者がプログラミングで四苦八苦する様子をTwitter 「#大人のプログラミング」「#30代からのプログラミング」を@kengaogaoasiaで発信中ですのでよろしければフォローして下さい。

筆者紹介

Ken/水畑建一  

GAOGAOの雑用担当。バンコクを拠点に、日本企業の海外進出・運営のアドバイザリーファームApta Advisory Partners の代表。関西学院大学卒業後、エンジニアとは全く関係のない社会人生活を野村證券で約12年間送るが、プログラミングの重要性に目覚め、セブに短期留学し自社HPを製作。初心者レベルだが意識だけは高め。趣味はおしゃれカフェでの開発(インスタ用)。

 

1. 見える化を好むようになり、仕事効率がアップする

プログラミングを始めた結果、多くの時間をエンジニアと過ごすことになりました。エンジニアは言語を見える化できるプロフェッショナルです。また、思ったことは直ぐに発信したり、カタチにすることができます。これが本当に凄いと最初は感動しました。

例えば以前、私がプログラミングを学び始めた頃にカフェで雑談の中で「海外開発合宿をしたい」という話になったことがあります。エンジニアである彼は直ぐに、日程、場所(都市だけ)、主な参加者だけをその場で固めて、リゾート都市での開発合宿をイメージできる簡単なLP(ランディングページと呼ばれる必要な情報が記載されたWebページ)を作成し、イベント告知サイトを利用してすぐに公開してしまいました。集客や、イベントの詳細を決めるのはその後です。プログラミング始めたばかりの私の発想であれば、まず、イベントの段取りを検討して、集客ターゲットを決めて、会場のキャパシティーを確認して。。。と膨大な段取りをしてからLPを作りはじめると思います。

皆様もお気づきだとは思いますが、ここで強調したいのがプロジェクトのスピード感に天と地の差があることです。エンジニアはいきなりLPでプロジェクトを見える化できるので、その後の話の進め方に大きく影響してきます。LPを見せながらこうゆうイベントやります!とか、会場貸して下さい!とか、参加しませんか?とか、企業スポンサーになってくれませんか!などをスムーズに話すことが可能になります。もし、LPの見える化がない状態では、会話する相手とイメージが共有できない為、説明に多くの時間を費やしていたと想像できます。

これらは事業に置き換えても全く同じと私は考えてます。まず、議論に多くの時間を費やすのではなくまず不完全でもカタチにしていく思考を持つことで、スピード感だけでなく、プロジェクト関係者の意見相違が緩和され、事業の質があがると実感しています。私自身、以前は議論や調整に多くの時間を費やすことに没頭していたのですが、プログラミングを学ぶようになり、まずカタチにすることの重要さを目の当たりにしたことで、思考に変化があったように思います。

2. コミュニティの広がり、価値観が多様になる

文系かつ、ゴリゴリのビジネスサイド出身の私にとってエンジニアの友達は一人もいませんでしたし、出会うこともなかったです。プログラミングを始めてエンジニアのコミュニティと接点を持つ様になって思ったのはエンジニアっておそらく、めちゃくちゃピュアな人が多いです。最近は仕事として、需要があるので、仕事と割り切ってスキルを身につける風潮もありますが、生粋のエンジニアと言われる人たちは、ものづくりが元来好きで、それが仕事になった人たちだからです。エンジニアと一緒に過ごしてわかるのですが、日中は仕事のプログラミングをして、夜中は趣味のプログラミングをしているのをよく見かけます。また、向上心が半端なく高く、常に変化が起こる業界で新しい技術に関心を持って技術の向上に取り組んでいることを目の当たりにしています。

好きなことを仕事にする、常に向上心をもって新しいことを吸収しようとする姿勢は、私の仕事観に大きく影響を与えました。ビジネスサイドの狭いコミュニティにだけいれば、価値観も偏るように思います。現在、副業も盛んに議論されたり、複数のスキルでパラレルに仕事をすることが注目されたりする中で、今までの自分と違う世界と接点をもつことは大切だと考えています。

3. セルフブランディングを考えるようになる。

筆者自身、プログラミングを始める前はTwitterをしたことがありませんでしたし、FBも読むだけのような状態でした。Twitterなどのユーザーには普通すぎることに思えるかもしれませんが、仕事の依頼や、イベントの参加、プロジェクトメンバーの出会いのきっかけがこれらのSNSで普通にできることは当初は相当驚きました。それと同時に、自身の発信の大切さを認識し、自身の情報を積極的に伝える努力をする様になりました。

例えば、自身の企業ページを製作する時も、どの様な見せ方をすれば自分の仕事や強みを理解してもらえるか真剣に考えました。結果的に、初めてお会いした方に自己紹介する際も、見える化で一度アウトプットできていることなので、よりわかりやすく、説明できる様になった思います。

また、発信を通してよかったのは社会的クレジットが上がるということです。私は大企業を退職したので、初めてお会いした方には何をしている人なのか説明することが困難な状況にありました。ただ、プログラミングをはじめて、自身の情報を発信できる方法も少しは身につきこうして情報を発信しているので、何となく怪しい人ではないと思ってもらえることはできる様になったと思います。今後、ますます個の強さが求められるビジネス環境で自分を発信していくスキル(プログラミング)を持つことで発信力が高まるはずです。

まとめ

上記はプログラミング技術と仕事内容が直接結びついていないと思われるかもしれません。私が一番変わったと思えることは思考回路で、仕事の進め方と思います。まずは、作る!見せる!ということが物事全てに本当に大切だと思います。その為に原型を自分で作ることができれば最高ですが、作れないにしてもその思考を持つことは重要だと思います。30代からプログラミングをはじめることには大きな抵抗があるかもしれませんが、GAOGAOではそのハードルを下げるべく色々なサポートをしております!お気軽にご相談下さい。

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