GAOGAOで働くエンジニアを紹介する【GAOGAOメンバー図鑑】。今回は、GAOGAO立ち上げメンバーの一人であり、今はPM兼エンジニアとして活躍する中田廣遥さんです。
GAOGAOに入ったキッカケや仕事内容、今後の展望のほか、どのような方と一緒に働きたいのかなどを聞きました。
国際色豊かなコミュニティに魅了され、タイで働くチャンスを得る
一色:まずは、GAOGAOにジョインした理由を教えてください。
中田:第一は、国際色豊かなエンジニア・コミュニティに魅力を感じたことです。
当時、GAOGAOはタイでコリビングスペースを開き、開発支援事業を開始するタイミングだったので、タイで働けるという点が決め手となりました。ただ私は、GAOGAOにジョインするまでは、パスポートを持ったこともなかったんです。そんなこともあり、海外への憧れは抱きつつもハードルは高く、行くキッカケを探している状態でした。
GAOGAOには2018年4月、大学在学中にジョインしました。これは、その前にアルバイトしていた、別のスタートアップ時代の同僚との共通の友人が紹介してくれました。
また、私はGAOGAOにとって2人目に採用するエンジニアだったので、エンジニアとしての仕事だけでなく幅広い業務を経験させていただきました。例えば、コリビングスペースの立ち上げでは、IKEAに家具を買いに行って組み立てるところからやりましたね。(笑)
学生時代にここまで挑戦できたのは、大学という帰る場所があるうちに、出来るだけハイリスクな挑戦をしたいと思っていたからでした。
PMだけでなく、エンジニア採用やコミュニティ立ち上げに参画
一色:GAOGAOでは、大きく分けて、PM兼エンジニアとコミュニティ・マネージャーの2つの役割を担っているんですよね。
中田:1つ目のPM兼エンジニアでは、0→1フェーズのスタートアップ企業への投資や開発支援を行う事業「スタートアップ・スタジオ」で、スタートアップ企業のほか大手企業の新規事業部に対して、開発支援を行っています。
最初に担当した案件ではPHPとLaravelを用い、その後の案件ではRubyやRailsを用いて開発してきました。そのうちに、ジュニアエンジニアからリードエンジニアとなり、今ではPM兼エンジニアとしてチームをけん引するエンジニアへと成長できました。
2つ目のコミュニティ・マネージャーでは、エンジニア採用やコミュニティ運営を行っています。特に、コミュニティ運営では、メンバーのGAOGAOに対する満足度を上げるための施策を担当しています。具体的には、飲み会や勉強会など内部イベントの開催ほか、GAOGAOメンバー限定のナレッジ投稿サイトの運営です。
エンジニアは、個人でも働けてしまう職種です。だからこそ、個人でいるよりもGAOGAOに所属している方がナレッジも得られて成長でき、サポートを得ながら挑戦もできるといった魅力があることを精力的に伝えています。
このほか、コロナ禍なので様子を見ながらにはなりますが、定期的にオフラインで集まって仕事や勉強をする場も提供しています。
クライアント社内へのスクラム導入で、顧客満足度を引き上げた
一色:次に、印象に残っている仕事を教えてください。
中田:上手くいったこと、上手くいかなかったことの2つに分けてお話できればと思います。
まず、上手くいったことで印象に残っている仕事は、クライアント企業に対して、アジャイル開発手法の一つで、チームで仕事を進めるための枠組みである「スクラム」を導入したことです。アジャイル開発は、大規模ではなく小規模でシステムを区切り、実装とテストを繰り返しながら進めることで、サービスのローンチまでの期間を短縮できたり、開発途中の仕様や要件の変更に柔軟に対応できたりすることが特徴です。
これまで、クライアントワークをしていて思っていたことの一つに、開発チームは社内でブラックボックス化しやすいということがありました。これは、他の部署から開発チームを見た時に、どんな成果を上げているのか、どのように会社に貢献しているのかが見えにくくなっていることが理由です。
そこで、スクラムを導入することで、開発チームの成果を社内で見える化し、エンジニアが会社にとって価値ある存在だということを分かってもらえるようにしました。この取り組みはクライアント企業、そして、そこで働くエンジニアの方にも喜んでいただけて、とても嬉しかったですね。
逆に、上手くいかなかったことで印象に残っている仕事は、Railsエンジニアとして入った大企業の新規事業開発です。このクライアントはセキュリティに特に厳しく、情報を慎重に扱う必要がありました。
それを分かっていたつもりだったのですが、開発手順を自分の頭の中でしか体系化できておらず、GAOGAOと同じ立場で一緒に開発を進めていたベンダー先のエンジニアに、十分な情報共有が出来ていませんでした。そのため、サービス公開に向けてテストをしている際に、手順を明確に出来ていないがために起きたエラーが複数あり、セキュリティ・インシデントに繋がってしまったんです。
この時、そういったミスを防ぐためにも、手順書などをきちんとドキュメントにして共有することの大切さを学びました。
相手の立場に立てる“優しい”エンジニアと共に、世界に認められる仕事を
一色:続いて、どんな人と働きたいか教えてください。
中田:優しい人と働きたいと思っています。
この“優しい”は、その人の書いたコードが他のエンジニアにとって読みやすいこと、その人が担当することでクライアントが喜ぶこと、開発した先にいるユーザーがハッピーになる開発ができることと定義しています。
今日書いたコードが、2日後の自分にとっても優しいコードとして書けているかどうかが、一つの判断軸ですね。主観ではなく、客観視点で開発を捉えられる人と一緒に働きたいです。
また、どんな人がGAOGAOにフィットするのかという観点では、やはりグローバルマインドを持っている人だと思います。
いまは国内で、国内案件のみを扱っている方でもいいのですが、ゆくゆくは、全世界のクライアントと仕事をしたいと思っている方がいいでしょう。今は自信がなくても、そこについていこう、ついていきたいと思える方に入ってもらいたいですね。そのためには、異文化を理解しようとする姿勢を持っていることは、大切だと思います。
グローバル・クライアントに頼られるエンジニア、組織になる
一色:最後に、GAOGAOで今後、どのようなことに挑戦したいか教えてください。
中田:私自身、これまでは日本国内のクライアントとしか仕事をする機会がなかったのですが、これからはグローバル・クライアントと仕事をしていきたいと思っています。
そんな中で、彼らに認めてもらえる、頼ってもらえるエンジニアに成長したいですね。また、そんなエンジニア組織になれるように、GAOGAOコミュニティを醸成していきたいと考えています。
そして、いつの日か、このサービスはGAOGAOが作ったんだよ、自分が作ったんだよと誇れるような大規模案件に関われるように、自分も組織も成長させていきたいです。
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