GAOGAOメンバー図鑑 インタビュー キャリアインタビュー

身近な困りごとを解決する中で、新しい価値を創造したい(梶沼翼・株式会社コクリ代表取締役)

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GAOGAOで働くエンジニアをご紹介する【GAOGAOメンバー図鑑】。今回は、GAOGAOの開発パートナーとしてご参画いただいている、株式会社コクリ代表取締役の梶沼翼さんをご紹介します。

梶沼さんは、共通の知人の紹介でGAOGAO共同創業者兼CEOの手島と出会ったのをキッカケに、開発者兼PMとして幾つかの案件に関わって頂いています。フットワークも軽く、GAOGAOの海外拠点を全制覇したんだとか。

本記事は、ソフトウェア開発以外の貢献に関心がある方や、独立したい方にとっては、特に参考になると思います。ぜひ、ご覧ください。

東南アジアへの興味がGAOGAOとの出会いに繋がった

一色:まずは、GAOGAOにジョインした経緯を教えてください。

 

梶沼:個人事業主として仕事をしていた2019年に、手島さんとお会いしたのがキッカケです。

当時、開発に携わったサービスをクライアントに納品したあと、その後の運用を担当するエンジニアに引継ぎをする機会があったのですが、そこで出会ったエンジニアが、GAOGAOのプログラミング教育事業「GAOGAOゲート」の卒業生だったんですよね。私が東南アジアに興味があることを話すと、手島さんに繋いでくれました。

これをキッカケに、当時GAOGAOの海外拠点があったタイ・バンコク、ベトナム・ホーチミン、フィリピン・セブの3拠点をまわりました。後々聞くと、手島さんよりも早く3拠点を制覇したらしいです。関係ない個人の話ですが、旅行でPCを持っていくのを忘れてしまい、リリース直後のサービスの不具合修正をスマホでなんとかデプロイしたのを覚えています(笑)

各国では、現地で働くエンジニアに会ってざっくばらんに話を聞けたことが良かったですね。行く前と後とでは、東南アジアに対するイメージも変わりました。場所によっては、日本とさほど変わらない生活が出来ることも分かりました。

元々、海外で働くことに興味があったのですが、子どもが生まれたことで、より様々な場所で生活するのも面白いなと思うようになりました。将来は、海外で働くこともしてみたいと思っています。

金融、医療領域の開発で新しい知識や経験を得られた

一色:続いて、これまでにGAOGAOで関わった案件を教えてください。

 

梶沼:GAOGAOでは2つの案件に参画しました。

1つ目が、大手保険会社の関連会社で、金融商材向けのサービスを開発するプロジェクトです。

2つのプロダクトの開発に関わる事ができました。普段関わることのない保険商材の開発に関われたことで、新たな知識が得られたことは良かったと思っています。また個人としてもこれまで取引のない大手クライアントとのプロジェクト経験ができました。稟議とか検収のプロセスは良い経験できました。

 

2つ目は、動物病院向けの新規事業のサービス開発です。ペットの飼い主が、獣医の往診をオンラインで予約できるというサービスでした。案件は私が知り合いから相談されたのですが、個人で受けるには規模が大きくGAOGAOに協力を依頼しました。

私はPMとして入り、GAOGAOからは2人のエンジニアをアサインしてもらいました。お客さんの窓口として、予算管理や各種提案は全て私が担当しましたね。例えば、お客さんのやりたいことと予算やスケジュールの成約から、開発すべき機能の取捨選択やエンジニアの稼働時間を調整するなどしていました。

開発においては、エンジニアメンバーと設計談義やペアプログラミングをし、お互いの認識の齟齬をへらす努力をしました。こうして共通言語が作りやすい環境にしていたので、開発メンバーとの定例会議は週1回1時間だけにでき、あとは随時Zoomで対応していました。これが思っていた以上にワークしたのは発見でしたね。

また、エンジニアメンバーともクライアントとも、全てオンラインでのやりとりで完結することが出来ました。この背景には、オンラインで完結する働き方をしているチームメンバーが多かったのもありましたが、一度もオフラインで会うこともなく、完全リモートワークで新規事業プロダクト開発することは良い経験となりました。

このほか、GAOGAOのフロントエンドが得意なメンバーにも協力してもらいました。設計相談や、コードレビューなど手伝ってもらいました。新規事業だと機能を創ることに集中しがちですが、良いものづくりをすることができすごく助かりました。

加えて、ヘルスケア領域で医療現場向けのサービスを開発できたことは良い経験になりましたね。病院の受付業務、電子カルテ、薬の処方など、普段知ってるけど裏側を知らないことを学べたのは面白かったです。また同時に、医療現場のデジタル化に伸びしろや大きなやり甲斐があるのを感じました。ここでの経験は今後に生かしていきたいと考えています。

身近な人の困りごとを解決する、価値を創造し続ける

一色:それでは、今後どのような仕事をしていきたいか教えてください。

 

梶沼:個人として海外市場での貢献の機会をつくりたいと思っています。以前、フィリピンを訪れた際にGAOGAO主催のイベントに参加し、現地の人とソフトウェア開発の意見交換ができました。今後もまた、ソフトウェア開発に悩みがある方などを集めたイベントを開催できたら嬉しいですね。そういった取り組みから海外のプロジェクトに関わるキッカケを作れるといいなと思っています。

私は、知り合いから困っていることを聞いたり、逆に、私のできることを伝えたりする雑談の中で仕事が生まれることが多いです。今はコロナ禍で難しいですが、近い将来海外でもイベント企画など出来たら嬉しいです。海外に行くと、いつもの生活圏内では出会えない人と出会えるので、なにか面白いことが起きるんじゃないかとワクワクするんです。

自分としては、「こんなこと出来ない?」や「こういうことに困っているんだけど、手伝ってくれない?」といった相談に応えることにやり甲斐を感じます。また、周りから「相談したら面白いアドバイスしてくれそう。なんとかしてくれそう」と思ってもらえる立ち位置を目指していきたいです。

 

また、ソフトウェア開発以外の話になってしまいますが、現在は動画撮影の企画もしています。たまたまデジタルサイネージを開発する会社から持ち掛けられた案件なんですよね。私は動画制作を本業としてはいませんが、解決したいことを聴く中で力になれると思い手伝い始めました。相手の困りごとを解決できるだけでなく、自分の経験を増やすいい機会にもなると思っています。

このように、私はいろんな経験をしたいと考えてます。同じソフトウェア開発事業でも開発、PM、営業といろんな立場で働きたいです。加えて様々な業界のクライアントやチームメンバーと仕事がしたいですね。それに、ソフトウェア開発以外の仕事もしたいと思っていて、縁あって友人と電動キックボードを販売する会社も運営しています。

その根本には、価値を創っていきたいという思いがあるんですよね。昔から、ユーザーが喜んだり、売上をあげたりするために何をしたらいいか考えるのが好きでした。問題が解決できるのであればコードを書かずに解決したいとも思ってます。そうやって、これからもクライアントの目指す方向や困り事に向き合い、価値を提供していきたいと思っています。特に、エンジニアが周りに居なくて困っている人の手助けがしたいですね。その方が自分の介在価値が高まるので、より価値を感じていただける貢献ができると思うんです。

 

一色:最後に、どのような人にGAOGAOに入ってきてほしいか教えてください。

梶沼:一緒に働くチームメンバーを大切にできて、顧客やユーザーを見ながら一緒に問題解決を考えていける人と出会えたら嬉しいと思っています。クライアントも、受託会社も関係なくチームとして、各々の得意なことを使いながら問題解決ができるようなプロジェクトをしたいと思います。

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