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やりたい事を続けられる働き方を叶え、次の夢に向かう(関琢己・エンジニア)

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GAOGAOで働くエンジニアを紹介する【GAOGAOメンバー図鑑】。今回は、この7月まで福岡を拠点にフルリモートで働いていた、バックエンドエンジニアの関琢己(せき・たくみ)さんをご紹介します。

GAOGAOに入ったキッカケや直近の案件内容、今後の展望のほか、どのような方と一緒に働きたいのかなどを伺いました。本記事は、フリーランスエンジニアという働き方に興味があるエンジニアさん、ゆくゆくは海外でエンジニアとして働いてみたい方、柔軟な働き方で好奇心を満たしながら活躍したいエンジニアさんには、特に参考になる内容となっています。ぜひ、最後までご覧ください。

学生からの夢を叶えてフリーランスエンジニアに。タイでの出会いがキッカケ

一色:まずは、GAOGAOに参画したキッカケを教えてください。

 

関:2020年5月、フリーランスエンジニアになって仕事を探している際に、以前タイ・バンコクで出会っていたGAOGAO共同創業者のケンさん(水畑建一)に声をかけて頂いたのがキッカケです。もうあれから2年も経つのかと思うと早いですね。少し驚いています。

ケンさんに初めてお会いしたのは、私が大学を辞めて東南アジアを周遊していた頃ですから、2018年7月ですね。当時、GAOGAOがバンコクで運営していたエンジニアのためのシェアハウスがあったのですが、私はそこにほど近い宿に泊まっていて。Twitterで見つけて面白そうな会社だなと思って会いに行ったんです。その時は、大学時代から続けていた東京のベンチャー企業で、エンジニアとしてインターンをしながらバンコクで生活していました。

当時は特にGAOGAOで仕事をするということはなく、帰国した2018年10月にインターン先の企業に正社員エンジニアとして入社しました。でも、入社する前から2年くらい経験を積ませていただいたら辞めようと思っていたんですよね。

私は大学時代からいろんな国に行くのが本当に好きで。社会人になってもこういう生き方がしたいと思っていました。そんな考えもあって、フリーランスエンジニアという働き方が自分には向いていると思っていたんですよね。もちろん、モノつくり自体が好きでしたし、新しいことを学べる環境も刺激的で性に合っていました。

実はGAOGAOとのお付き合いは、インターン先の企業に入社した後も続いていて、会社員時代にはGAOGAOが東京で運営するエンジニアのためのシェアハウスに入居していました。当時の東京シェアハウスには、GAOGAOのエンジニア以外にも私のような企業に勤めるエンジニアも多く住んでいましたね。周りのエンジニアから刺激をもらって勉強し、自分も勉強したことを周りのエンジニアに還元するという良い循環が生まれていて、学びの多い時間でした。そこでGAOGAOの雰囲気を知れたことも良かったと思っています。

スキル不足を実感、苦手も得意も伸ばしスキルアップする。過去の教訓を活かす

一色:続いて、直近で関わっていた案件内容について教えてください。

 

関:医療系のDX案件に参画していました。メンバーとしては、シニアエンジニアが1人、自分を含めてジュニアエンジニアが4人で、私は主にバックエンドとフロントエンドのコードを書いていました。

この案件は2022年7月で一旦修了して、今月8月から1、2カ月はあえて案件に参画しないようにしています。本当はいろんな国を周ってみようと思っていたのですが、コロナウイルスの影響から行きたい国にはなかなか行きづらいという現状があるので、勉強などインプットに時間を割こうと思っています。また、日本で何か楽しめることも見つけたいと思います。

最近、エンジニアとしてのスキル不足を実感しているんですよね。これまでバックエンドをメインにやってきましたが、GAOGAOの案件の多くはスタートアップ企業がクライアントなので、フルスタックを求められる場面が多いんです。その時にフロントエンドやインフラについての知識や経験があればいいのですが、私はそんなに得意じゃなくて。力になれず悔しい思いをしたので、この空白期間で出来る限り勉強したいと思っています。また、苦手分野の克服以外にも得意分野や興味のある分野を伸ばしていきたいですね。

 

一色:では、これまで参画した案件で印象に残っている出来事を教えてください。

 

関:過去に様々なベンダーさんが集まって開発を進める案件があり、そこに外国籍エンジニアも参画していたのですが、彼との英語でのコミュニケーションを僕がメインで担当することになり、さらには彼と案件全体との橋渡し役になることにもなったのですが、それは苦労しましたね。

元々は日本語ができるということで起用されたようなのですが、ふたを開けてみると日本語がほとんどできずに案件全体とのコミュニケーションが取れない状況でした。また、技術不足等も相まってどうしても開発が雑になりがちで、その雑さを基準値まで持っていって納品するのは苦労しましたね。加えて、互いにエンジニアとしての立場が同じで、自分が指導・管理できる立場ではなかったため、言いづらいこともありました。そんな中で、当時のマネージャーさんが日本語オンリーの方だったので、自分の立ち位置には本当に悩みましたね。

当時は自分がマネージャーのように振る舞うほかありませんでしたが、正直なところ、今でもそれで良かったのか分かりませんし、だからと言って未だに正解は見つかっていません。しかし今後、私が外国籍エンジニアさんを起用する際には、案件の内容に合わせて日本語が話せるかどうかのチェックはきちんと行うべきだと思いましたね。

もちろん、めちゃくちゃできる外国籍の方は沢山いるので、外国籍だからと判断せずに、その人個人としっかりと向き合う事が大切だと思っています。また、国ごとの特有の文化を尊重することも大事だと思いますね。例えば中国人の場合だと人前で怒るのはタブーとされているので、Slack上だとDM等を活用したコミュニケーションで、こまめにケアしていく必要があると考えています。

今が1つのターニングポイント、自分と向き合い本当にやりたいことを見つけたい

一色:では、今後エンジニアとしてどのようなことに挑戦したいと思っていますか。

 

関:実は、めちゃくちゃ迷っているタイミングなんです。

先ほどもお話しした通り、今までは理想のライフスタイルをベースに仕事を考えてきたのですが、最近はそれが本当に正解なのかどうか悩んでいます。実は今回バンコクに滞在してみて、昔のような刺激や高揚を感じられない自分に気付いたんですよね。それが、慣れているバンコクという場所だったからなのか、それともそれ以外にも自分がもっと楽しめること、面白いと感じられることがあるのか。その辺りを今一度考えてみようと思っています。

また、エンジニアとしてはまだまだ未熟なので、先にお話しした通りここ数カ月はインプットに力を入れようと思っていますが、エンジニアだけに固執せず、自分が本当にやりたいこと、興味を持つこと、心から楽しめることを幅広く探してみようとも思っています。このタイミングで落ち着いてインプットなどに時間を割けるのは良かったですね。

 

一色:それでは最後に、今後どのような人と一緒に働きたいかを教えてください。

 

関:GAOGAOはなんでも出来るジェネラリストタイプのエンジニアが多いと感じています。そこに、尖った才能やスキルを持ったプロフェッショナルタイプのエンジニアさんが入ってきてくれると面白いのではないかと思っています。

GAOGAOはスタートアップ関連の案件が多いので、0→1スキルを持つモノつくりに特化したエンジニアが多いと思うんですよね。いわゆるフルスタックで、器用なエンジニアです。それは強みであり、誇るべきポイントなのですが、これに加えて、案件の品質管理やパフォーマンスアップができるエンジニアさんがいてくれたら、もっと良いモノが作れるとも思うんです。そんなエンジニアさんに案件横断型で働いていただけると、より案件の完成度が高まりそうですよね。

例えば、ソフトウェアテストのスペシャリストさんやプログラムのパフォーマンスを上げられるエンジニアさんです。そんなスペシャリストタイプのエンジニアさんが参画してくれたら、私だったら出来るだけその人のそばにいてスキルを吸収させてもらいたいですね。コミュニティ的にも学びが多くあって良いと思います。

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