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現役大学生エンジニアが実感した、チームでものづくりの面白さ(武井陽靜・エンジニア)

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GAOGAOで働くエンジニアを紹介する【GAOGAOメンバー図鑑】。今回は、フロントエンドエンジニアとして活躍している、現役大学生の武井陽靜(たけい・ようせい)さんです。GAOGAOに入ったキッカケや現在の仕事内容、そして今後の展望などを伺いました。

本記事は、将来エンジニアになりたいと思っている若手の方、エンジニアリングについて独学で学んでいる若手の方、エンジニアに転向したいと思っている他分野・領域で活躍中の若手の方など、特に10~20代で悩みや迷いがありながらも、ものづくりが好きでエンジニアリングに興味を持っている方には、特に参考になる内容となっています。ぜひ、最後までご覧ください。

完全未経験からスタート。興味のあった3DCGやVRが今の案件に繋がった

一色:まずは、GAOGAOに参画したキッカケを教えてください。

武井:GAOGAOとの出会いは2021年12月です。自分でも驚きですが、まだ1年経っていないんですね。登録していたCrowdWorksを通じて、代表の手島さんに声をかけてもらいました。

CrowdWorksに登録したキッカケは、自分でサービスやアプリを作るときに使っていたAWSの支払いに苦労していたからです。その分くらいは自分で稼げるようになるといいなと思っていたのですが、予想以上の案件に誘って頂けて感謝しています。

今もそうですが当時も大学生で、エンジニアリングの勉強はしていたけど業務経験の全くない素人だったので、なぜ自分に声をかけてくれたのか?なぜ自分を選んでくれたのか?と未だに不思議に思っています(笑)ご一緒させていただけて本当に有難いですね。

大学は国立の理系単科大学に通っており、その中でエンジニアリングを学んでいます。大学1年生の時から参加している少し変わった授業があり、先生が実践的な技術について1対1で教えてくれるんです。ここで力をつけられたと思っています。そして、その中で興味を持った3DCGやVRが今の案件に繋がっています。

実はエンジニアになりたい!と思って今の大学に進学したわけではないんです。恥ずかしながら、高校生時代はパルクールと呼ばれる、走る・跳ぶ・登るといった移動に重点を置く動作を通じて心身を鍛えるスポーツにハマり、ものづくりはあまりしませんでした(笑)

ただ、ずっと数学は得意だったこと、中学生の頃には電子工作が好きだったことから、エンジニアリングという分野は自分に合っていると思います。今の案件に参画させていただき、エンジニアとしてものづくりをしていますが本当に楽しいんです。毎日が幸せですね。

持てるリソース全てで案件参画。楽しめているのはチームメンバーのお陰

一色:それでは、現在関わっている案件内容について教えてください。

武井:手島さんに声をかけて頂いたのは昨年の12月でしたが、案件に参画させて頂いたのは今年の4月に入ってからです。メイン案件の内容はメタバース空間の開発で、とにかくめちゃくちゃ楽しいですね。楽しいしかありません(笑)この案件に参画させていただけたことを、心から感謝しています。

また、今ではメタバースの案件ともう1つ案件に参画させていただいており、合計2つの案件に参画しています。もう1つの案件とは、3Dで商品レビューする機能を開発する案件で週2日程度入っています。なので、本当に自身のフルリソースをつぎ込んでで案件に参画していることになりますね。

ほぼ1週間フル稼働なので忙しいのではないかと思われるにですが、2つの案件に並行して入ることには大きなメリットがあります。それは、一言でいうと相乗効果による学びが多い事です。1つで学んだことをもう片方にすぐに活かすことが出来るので、新しい知識の定着や技術力の向上を身をもって実感できるんですよね。また、これまでに独学で習得してきたアプリケーション開発の技術も活かせており、やはり実践で学ぶことの意義は大きいと感じています。

また、メインで入っているメタバースの案件では、チームで開発することの楽しさを体験させてもらっています。私がほぼフル稼働でも楽しく働けているのは、確実にPMをはじめとしたチームメンバーのお陰ですね。これまで1人で開発する中で感じていた物足りなさを今は全く感じません。チームはPMエンジニアさん1人、デザイナーさん1人、バックエンドエンジニアさん2人、そして自分を含むフロントエンドエンジニアが2人なのですが、協力して1つのものを作り上げることが、こんなにも楽しいことなのかと日々思っています。

話は少し変わりますが、私の場合はまだ学生で社会人経験がないので、エンジニアとしての技術面以外にもマナーと言いますか立ち回り方と言いますか、細かなところでは敬語の使い方から分からないことだらけなんですよね。ただ、同じチームのエンジニアさんも同世代なので、細かい困りごとについてもガンガン相談できていて本当に助かっています。このように、どのようにコミュニケーションを取ってプロジェクトをまわしていけばいいのか、社会人マナーという側面においても毎日新しく学ぶことばかりなので新鮮ですね。

一色:今の案件で印象に残っている出来事はありますか。

武井:実は、ここ最近まではフロントエンドエンジニアは自分1人だけだったんです。つい先日シンガポール人エンジニアの方が入ってきてくれたのですが、先ほどお話しした通り、私は英語の前にコミュニケーション自体に苦手意識があるので最初は不安でしたね。

これまでは、先輩エンジニアさんの敬語やビジネスメールを分析・活用して、何とかTPOに合ったコミュニケーションを取ろうとがんばっていました。ただ、最近気付いたことは、英語でコミュニケーションを取ることの方が楽だということです。

今は英語のテキストメッセージでチームメンバーと連絡を取っているのですが、敬語を気にせずコミュニケーションを取れるので楽なんですよね。入ってきてくれたシンガポール人エンジニアは日本語が堪能な方なので、当分はグループ内のテキストコミュニケーションは英語、ミーティングなどのコミュニケーションは日本語で進めていく予定なのでホッとしています。

また、案件とは直接関係していませんが、案件に参画してから今までの数カ月で嬉しい出来事がありました。私が初めてメタバースサービスとして興味を持った「Sougen」を作っているエンジニアさんとお話しする機会があったんです。今参画している2つの案件で使っているライブラリ「Three.js」を作った外国人エンジニアの方に会いに行った先でたまたまSougenのエンジニアさんにも会えたんです。憧れのエンジニアと同じメタバース領域でものづくりが出来ていると思うと、やっぱり嬉しかったですね。

案件参画の4月から本当に色々な出来事があって、この数カ月でとんでもない経験をさせてもらっていると思っています。感謝の気持ちでいっぱいです。

チームで行うものづくりは楽しい。案件の中で将来のヒントを見つけたい

一色:では、今後どのようなエンジニアになりたいか教えてください。

武井:私はあまりちゃんと考えるタイプではないんですよね。なので、具体的にこうなりというビジョンを思い描けていないのが本音です。大学卒業後は何かしらものづくりに関わる仕事に就きたいと思っているくらいですね。

ただ今回、実際に案件に参画してみて、チームで行うものづくりの楽しさを強く実感しています。そのため、今後チームで案件を進めていくうちに何かしら将来に繋がるヒントを見つけられたらいいなとは思っていますね。自分1人だと作れないこともチームだと作れる。それが本当に面白いんです。いつも助けてくれているチームメンバーには、感謝してもしきれません。

あとは今の案件に参画する前、1人で作っていたメタバース空間をいつか完成させられたらと思っています。実際にメタバース案件に参画できるようになって学んだことを活かすことで、自分の成長も感じられるのではないかと思って楽しみにしています。

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