30代 プログラミング エンジニア初心者 エンジニア教育

30代でもプログラミングを習得しなければいけない3つの理由

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2017年も本日でいよいよ終わりです。新年を迎えるにあたり、2018年の目標を立てる方も多いと思います。本日はプログラミングに全く縁のない30代、特にビジネスサイドをゴリゴリやっている方に向けて2018年はぜひプログラミング学習元年にしていただきたく、プログラミング学習の重要性に関して記事にしたいと思います。筆者自身、大学(文系)卒業後はエンジニアと全く関係のないゴリゴリのビジネスサイドを12年ほど経験した後、一念発起し簡単な自社ホームページを制作するくらいのスキルをみにつけました。

筆者のプログラミングで四苦八苦する様子をTwitter 「#大人のプログラミング」で発信中ですのでよろしければフォローして下さい。

筆者紹介

Ken/水畑建一  

GAOGAOの雑用担当。バンコクを拠点に、日本企業の海外進出・運営のアドバイザリーファームApta Advisory Partners の代表。関西学院大学卒業後、エンジニアとは全く関係のない社会人生活を野村證券で約12年間送るが、プログラミングの重要性に目覚め、セブに短期留学し自社HPを製作。初心者レベルだが意識だけは高め。趣味はおしゃれカフェでの開発(インスタ用)。

 

 

1. 世界を変えるスタートアップはエンジニア出身

世界を代表する起業家には多くのエンジニア出身者がいます。技術者としての腕や、エンジニアとしての事業の関わり方はそれぞれありますが、成功企業の代表格であるAGFA(Apple,Google,Facebook,Amazon)の創業者も初期の頃に技術者として何らかの関わりを持っています。この4社に関して、創業時期に共通していえるのは、何らかの実現したいアイディアや興味を持ったことを自分を中心としてとりあえずは「カタチ」にしていることです。まず、アイディアが思いついた時に、プロトタイプを作ったり、仲間の技術者に、技術的な面も含めクリアに伝えられなければ最初の1歩を踏み出すまでに膨大な時間を費やすことになるでしょう。

2. ビジネスサイドが強すぎる?!日本企業

日本のエンジニアは世界と比較するとやりがいが低い環境との調査があります(参照:海外で働くエンジニアが少ない3つの理由)。これは、受託開発が多く自由な発想で開発できる環境が少なく、その根本的な原因としてビジネスサイドが強すぎるということがあると思います。では、なぜビジネスサイドが強いかというと、ビジネスサイドには営業出身者やコンサル系出身の人が多いので、どうしてもプロダクトサイド(エンジニア)と議論する場合に、技術云々の前にビジネスサイドの要求にプロダクトサイドが呑み込まれてしまうことが要因としてあると思います。特に日本企業はビジネスサイドのITに関する知識が異常に低い現場をよく見ますし、実に抽象的な要因なのですが、この構図は頻繁に遭遇します。では、どうすれば良いかというとビジネスサイドがプロダクトサイドのことをよく理解することが重要だと思います。それは、技術的はもちろん、プロダクトサイドのコアバリュー(例えば開発環境とか、チーム構成)をきっちり把握できなければいけません。今後、あらゆる産業においてエンジニアなしに仕事することは難しくなると思います。エンジニアのチームマネージメントなしには、今後ビジネスサイドをメインに仕事をするにしても、チームをワークさせる為にプログラミング理解は必須のスキルと言えるのではないでしょうか。ビジネスサイドとプロダクトサイド(本来であればその分け方自体がイマイチ。。)がうまくワークできなければ、世界をリードするスタートアップが日本から生まれることはないかもしれません。

3. 30代はまだまだこれから

少し前にベストセラーになったLIFE SIFT-100年時代の人生戦略-に示されていた様に、今の30代-40代は100歳まで生きる時代で、40代-50代の転職は当たり前の時代になりそうです。当然、現場で働く年代も現在の60-65歳のリタイアではなく、70-80代になっても全く不思議ではありません。例えば35歳でエンジニアとして大きくキャリアチェンジを図り5年くらい修行を積んでもそこから30年以上のキャリア期間があります。30代でも全く遅くありません。むしろ、これまでの10年ほどの別のキャリアが生きる可能性を大いに秘めていると思います。問題は、家族がいる場合に、30代の時期に大きくキャリアチェンジすることはほとんど不可能という事情があります。この辺りの問題は単純ではありませんが、ライフプランを長期で考えた場合、「変化しない」ことがリスクになる可能性もあり、超大手企業が経営危機に瀕する時代に、個々でリスクをどの様に、どの時期とるか見極める力が重要になってきます。このあたりはまた、別の機会に記事にしたいと思います。

まとめ

エンジニアに関して、ビジネスサイドのイメージは、理系出身者の仕事、今更無理、外注で何とかなるという様なものかと思います。日本でエンジニアに関する、イメージやステイタスは他国と比較して低いものです。一方で、世界に目を向けるとプロダクトファーストで多くのユニコーンが誕生しています。ビジネスサイドで経験を積んだ30代-40代でも、プログラミングを学ぶには全く遅くないと思います。今後、何十年あるキャリアの中で、プログラミングに目を背けて凌いでキャリアを形成するのか、プログラミングを学習して変化に対応して行くのか。プログラミング未経験者が、2018年はプログラミング学習元年になることをGAOGAOメディアチームも願っております。お気軽にご相談下さい。

 

 

 

 

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