GAOGAOバトン インタビュー

背中を押せる存在になる – 第4回GAOGAOメンバー紹介バトン ますみん/中田廣遥

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GAOGAOメンバー紹介バトン記事シリーズの第4弾!
MasaGaoくんからのバトンを受け継ぎGAOGAO取材班のインタビューに応じてくれたのは現在GAOGAOハウスの東京支部を運営しているますみんさん(@masumi_sugae)です!


略歴

ーまず最初に、ますみんさんの略歴を教えてください。

大学時代は芸術工学を学んでWeb系の会社に就職し…と言いたいところですが、実は社会的な肩書はまだ大学の学部生です。2019年で25歳を迎えるんですけど、まだモラトリアムを享受しています。

ーますみんさんはまだ学生だったんですね。そこがまず驚きです。

老け顔だし趣味も振る舞いもオヤジ臭いしで、30歳の人に「オレより年上だと思った」とか結構言われます。悔しいですね。年相応に若く有りたいです。でも今年から四捨五入したら30か。もう若くもないか。悔しいですね。

まぁそれは置いといて、略歴ですね。入った学科が特殊で、3年の春に研究室配属になるんです。普通は4年次だと思うので、結構早いですよね。で自分も3年になって研究室に入ったのですが、そこで日々を過ごすうちにふと「自分がやりたいのってこういうことだっけ。そもそも本当に研究がしたいんだっけ」と思い悩んでしまいました。
で、ちょうどそのころ、長期インターンさせて頂いてたベンチャー企業が事業のピボットを決定したんです。それで「ゼロからの事業立ち上げに関われるなら、ここに全力でコミットしよう」と考え、その後は大学に通わず1年半ほど仕事に専念しました。

ーインターン先では何をしていたのですか?

Webエンジニア業です。とはいえメンバーが私を含めて5人しか居ない小規模ベンチャーだったので、全員がよろず屋状態でした。

ー「インターンでエンジニアをしていた」ということは、ますみんさんは最初からエンジニア志望だったのですか?

エンジニア志望というか、気がついたらなっていたというか…。あんまり言うとアレですけど、最初はなりたくてエンジニアになったわけじゃないんです。
私はクルマが大好きで、当時はクルマが運転できるバイトをずっと探していました。弁当屋、酒屋、引っ越し屋と全部落ちたあと、最後の最後に受かったのが、当時クルマを扱う事業をしていたそのベンチャー企業でした。
しかし入って1ヶ月もしないうちに、コストが馬鹿にならないとのことで運転手バイトの業務が全ストップになりまして…。
ドライバーとしての最後の業務後に社長から声を掛けられて「あぁ、いよいよクビ宣言がくる」と思ったのですが、なぜかそこで「ますみん君にはこれからもウチで一緒に仕事してもらいたい。カスタマーサポートかエンジニアか選んで」と言われ、気がついたらMacBook渡されてエンジニアになってました。
今となっては「エンジニアって面白い!」と思えますが、始めた当初は「HTML難しすぎてツラいです」とずっと先輩に愚痴りながらプログラミングしてました。ちなみにこのとき難しいと思っていたのは、本当はHTMLではなくJavaScriptでした。今でこそ違いが分かるから「何を悩んどんねん」と鼻で笑えますが、当時はその違いすら分からなかったので本当にツラすぎてエンジニア辞めたいとずっと思ってました。

ー…なるほど。でも理系学生ならエンジニアには比較的簡単になれたのでは?

よく言われるのですが、一口に理系といっても分野は多岐に及びます。私がいるのは芸術工学系の畑なので、プログラミングや情報工学などの知見は一切ありませんでした。
なので実は境遇としては「文系からエンジニアになった」とかいうのとほぼ一緒です。しかも別になりたくてなったわけじゃないというおまけ付きです。
ツラいからもう辞めようと何度も思ったのですが、「エンジニア人材はこの先需要が爆増する。だから今のうちに素養を身に着けておけ」とインターン先の社長に背中を押され続けたのでなんとか頑張れました。今考えるとホントにヘタレだし会社にとってお荷物でしかなかったなと思うのですが、それでも努力できる環境を与え続けてくれた社長には感謝してもしきれません。

ー割とハードモードだったのですね。そこから今のGAOGAOにはどうつながるのでしょう。

1年半インターン生として従事したのちそのベンチャーを後にしたのですが、そのタイミングで友人からGAOGAO代表の手島さん( @tejitak )を紹介してもらい、お会いした際「バンコクに1回遊びに来てみなよ」とお誘いを頂きました。
それまでは海外旅行はおろかパスポートすら持ったことがなかったのですが、海外への漠然とした憧れは常に抱いていました。そんなところに転がってきた、海外のエンジニアコミュニティという話。面白そうな予感しかないですよね。このチャンス、絶対に逃すまい!と思い、2018年のソンクラン(4月半ばにあるタイの旧正月の祭り)の時期にバンコクGAOGAOハウスにお邪魔し、そこでGAOGAOにジョインすることを決めました。
そしてその後は2018年の5月末から9月の半ばまでGAOGAOハウスに滞在しつつエンジニア稼業をし、東京に戻ってきたあと12月にGAOGAOハウスの東京支部となるGAOGAO-TOKYOを立ち上げて今に至ります。当初はこうなるなんて全く予想していませんでしたが、今ではどっぷりGAOGAOに浸かってますね。

ーGAOGAOにどっぷり浸かったますみんさんが、今やっていることは何ですか?

本業及び直近でやってる業務的なことは、こんな感じです。

  • 研究室通い(週2〜3)
  • GAOGAO通して受けた案件(メインの稼ぎ、週3稼働)
  • GAOGAO-TOKYO運営(家賃回収、ゴミ出しなど)
  • もともと一緒にシェアハウスをしていたメンバーと一緒にプロダクト開発(ディレクションがメイン)
  • 請負契約での案件2件(1月末納品)

業務以外では、メディアやSNSに力を入れるようになりました。YouTubeを始めたり、Tiktokやったり、ブログ書いたり…。やりたいと思ったらとりあえずやってみる、という感じです。やってみると分かるのですが、アウトプットすると頭の中が本当に整理されます。どんどんやっていきましょう!

…と言いつつ早々に停滞気味ですが、頑張ります。


GAOGAOについて

ー次は、GAOGAOについてお聞きします。GAOGAO-TOKYOを運営されているとのことですが、これはどういったものなのですか?

GAOGAO本家はタイ・バンコクにあるエンジニア/クリエイター向けの事務所兼コリビングスペースで、GAOGAO-TOKYOはその東京支部という位置づけになります。
今の所はコリビングスペースとしてのみ機能していますが、今後はGAOGAOもしくはGAOGAO-TOKYOが獲得した案件をメンバーが受けたり、GAOGAO-TOKYOのメンバーが独自にプロダクトを立ち上げたりするための基盤にできればと思っています。
週3程度の案件で生活費を稼ぎ、固定費を抑えつつ、自分の作りたいプロダクトを作れる場所、というのが今の所のハウス理想像です。

ー起業家志向のエンジニアにとってはうってつけの場所ですね。入居はできるのでしょうか?

現在新規での入居受付は一旦停止しています。というのも、メンバーが思った以上にすごい勢いで集まりまして…。当初メンバーは5人だけの予定だったのですが、ハウスの契約が決まった後どんどん人が増え、今では入居確定者含め12人にまで増えました。若い起業家志向のエンジニアがこれだけの人数集まっている場所はなかなか無いですよね。

ー若いエンジニアが12人…個性的な方が多そうですね。現在メンバーにはどんな方がいらっしゃるのですか?

学生でエンジニアとしての就職を希望する人、異なる職種からエンジニアへの転向をしようとしているキャリアチェンジ組、もう既に自分の会社を立ち上げてプロダクト開発に勤しむ人、本当に多種多様です。キャリアの違いもそうですが、細かい生活スタイルもホント人それぞれだなぁと見てて思います。朝型の人、夜型の人。お酒を飲む人、飲まない人。洗濯物を他の人のものと一緒に洗ってもいい人、自分のカゴ用意して分けて洗う人…。12人12通り。1人として同じ人はいないんだなぁと思い知らされます。
ただこれだけバラバラな中でたった1つだけ全員に言えるのは、皆将来的に自分のプロダクトで稼ぎたいと考えているということです。ルートは違えど目指す場所は一緒というのは、お互いに高め合える一つの要因かなと思っています。そういう意味でも、GAOGAO-TOKYOは価値観が合う人が集っていながら自分の知らない世界を知れる面白い場所になっていますね。


今後について

ー最後に、今後についてお伺いします。ハウス運営は今後どのようにしていきたいですか?

今は私がほぼ1人で雑務をやっている状況ですが、徐々にメンバー全員にハウス管理を覚えてもらって、最終的には私がいなくても常に環境が整ったハウスにできるようにしていきたいですね。これだけ人が多いと、皆「誰かがやるだろう」という考えになってしまって結局誰もやらない、というパターンに陥りがちなんですよね。なので、まず週替りでBotが掃除やゴミ出しの当番決めてくれるようにしたいですね。
それからハウスの立ち上げに至るまでの諸々の手続きや今の雑務自動化なども含めてマニュアル化して、それをもとに次の拠点立ち上げも考えています。この人数だと正直狭い(スタートアップ感があってそれはそれでいいのですが)ので、次は個室があるハウスをある程度収入がある層向けに展開していきたいです。

ーますみんさん個人としての今後の展望を教えてください。

私自身エンジニアになりたての頃は右も左も分からず非常に苦労した思い出があるので、今エンジニアを目指している人には「まず何から始めたらいいか」というのを示してあげて、エンジニアとして働けるようになるまでのハードルをちょっとでも下げてあげたいと思っています。
もちろん簡単になれる職種ではないという意見もありますが、努力の方向性さえ間違わなければ基本的に誰でもできる職種だと思っています。エンジニアになりたての人が次のステップに進むための橋渡しができればよいかなと。

それから最近プロダクトを作っていて気づいたのですが、私は技術ドリブンのガッツリとしたエンジニア志向ではなく、「愛されるモノを作りたい」というクリエイター的な考えの方がどうやら強いようです。
新しい技術に触れるのは勿論楽しいし今後もキャッチアップはずっと続けていくとは思います。が、そういった自分の主観的なモチベーションとは別軸で、「このプロダクトがユーザーに愛されるためにはどうしたらよいか」というのを経営側・エンジニア側の両方の目線から客観的に考えられる存在になっていきたいなと思っています。

結局のところ、「何かをするとき、この人と一緒だったら頑張れる、なんとかなりそう」と思ってもらえるような人間になりたい、ということですね。人間ひとりだととても弱いので、誰かと一緒にやれる、背中押してもらえるっていうのはとても大きいです。ツラくてやめたいと思っていたときでも背中押し続けてくれたインターン先の社長、なかなか海外への一歩目を踏み出せずくすぶっていた自分に手を差し伸べてくれた手島さん、朝から晩まで一緒に過ごし、分からないところをお互いに教え合っていたGAOGAOのメンバー。私にとって、本当に大きな心の支えになっています。今度は自分が誰かにとってそういう存在になれるように、日々努力を重ねていきます。

次回のバトン記事

ーありがとうございました。メンバー紹介記事のバトンは誰に渡しますか?

次回のバトンは、GAOGAO屈指のイケメンLaravel使いことリクくんに渡そうと思います!YouTubeでの露出もどんどん増えてきて、とにかく一番勢いがあります…リクくんに追いつけ追い越せの精神で頑張らねば…!


過去のメンバー紹介バトン記事はこちら

第1回: もっと世界にチャレンジするエンジニア起業家を増やしたい – 手島拓也
第2回: エンジニアが主役のチームで世界で活躍する – Ken/水畑 建一
第3回: 企業に属さない選択をしたエンジニアの独白 – MasaGao/鈴木 正直

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